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プランのない育児プラン

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育児本というものを全く読まないので、
世間一般にどんな育児を理想と掲げられていたり、
賞賛されているのか、無知識な私。

たまに出会う本や誰かの言葉で、心に響くものはあって、
それがその瞬間、子供と向き合っている自分のパワーとなったり、
ヒントになったりすることはあります。

でもやっぱり、何でもきっとそうだけど、
育児ってケースバイケースですから、
人それぞれ、子供それぞれかなと思う。

結局「実感」「実践」しかないのかな、と。

子供の心の発育段階などは、年齢で一括りにできるところもあれば、
できないところも多い。
生まれ持った天性のキャラクターや性質と、育っているまわりの環境は、
本当にカテゴリーなんてできないほど、様々であるはずだから。

だから、本当に育児は「それぞれ」であるのが自然なのだと思います。


子供を育てていて、ここ最近私がなんとなく感じているのは、
年齢の節目と共に、親の私も重要に使う部分を変えていっているんだなということです。

5歳になるアンとつきあっていると、5歳って複雑だなと正直感じます。
それはアンの場合だけかもしれないけれど。

人格が成形される直前の偉大なるもがきと葛藤と混乱が、溢れているのが見えるのです。

多分7歳くらいには、人格、つまりこの世の中でやっていかなくてはならない人格が出来上がっていくのではないかな。

8歳前の子供は、物事を大人のように概念的に理解できないそう。

大人は、「今これをしたらあれがもらえないから、じゃあ今ちょっとひかえておこう」とか、
そういう風にロジカルにぱっと計算して、概念化できるのが、
8歳前の子はできないのが自然なんだそうです。
もっと単純というか、ストレートで、「今これをしたい、でももらえない。全くもらえない!悲劇!」というような感性。

大人の1、2、3ではなくて、子供は1から5に飛んでしまうのが自然。
大人の1、2、3は大人のもの。

7、8歳を過ぎるとだんだん大人になっていくのでしょうね。
反抗期ももちろんありながら。


3歳くらいまでは、とにかくハートで育て、
3歳から7歳くらいまでは、それをベースにして、
今度は口(言葉)で育てる感覚が私はあります。
言葉を一番尽くす時のような。
今ハートから直接出る言霊を、しっかり伝えていくことの大切さ。
今しか響かない、まだスポンジの今だからこそ。

それから多分、想像すると、
7歳からおそらく14歳くらいまでは、
それまでのハート、口をベースにして、今度は目を一番使って育てるかんじ。
言うよりよく見てあげること、見守っていてあげること、
ちょっと距離をもって。

14歳から21歳くらいまでは、、
それらをベースにして、耳を使って聴いてあげること。
子供がひとりとして立っていく時に、ちゃんと片耳ではなく、
両耳で本当に聴いてあげれること。
目をつぶっていても、何も言わなくても、聴けること。

21歳からそれ以降は、おそらく、
今までの基礎だけを頼りに、もう何も使わないような楽な感じになれたら、
母親としてそんな風に自分と子供を自信をもっていられたら、いいな。。

私のちょっとした育児のプラン、糧みたいなのは、
そんなところにあって、
今は本当に口、口、口!口が酸っぱくなるくらい。。

でも今しかないと思うから、ガミガミだけではなく、
心から伝えたいことを伝えれる時に伝えておきたいなと感じます。
まだ素直に聴く耳を持ってくれる年ですからね^^







by annebmnursery | 2011-02-05 08:27 | Twinkle Little Star

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